メッツの千賀滉大投手は日本時間15日、米フロリダ州でキャンプ初日を迎え、メジャー2年目が始動しました。

この日はフィールディング練習のみの予定でしたが、千賀投手が希望してブルペンに入りし、通訳を立たせて約30球を投げました。

昨季のメジャー1年目は、29試合に先発登板。12勝7敗、202奪三振、防御率2.98を記録していました。特に奪三振はルーキーイヤーながら200の大台を突破。代名詞“ゴーストフォーク”で、110個の三振を奪いました。

2年目のシーズンへ向けて、鍵となるのは最大の武器、フォークです。「やっぱりスプリット、フォークに対して、しっかり今シーズンはケアされると思うのでそこに対して、ケアされてもいいようなフォークボールを投げるっていうことが大切になる」と新シーズンを見据えました。

また、今季からはバーランダー投手とシャーザー投手のエース2人が抜け、エースとしての期待も高まります。「いろんなところに対して、僕が頑張れるタイミングがあるなら行かなくちゃいけないとか、そういうことはもう日本のときからずっと考えていた。そういうことをまたこっちでもやれるチャンスがあるならばそういうふうにやっていけるような選手になっていきたい」と意欲をみせました。