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福島・聖光学院が6年ぶりベスト8進出 8得点奪い、投打で圧倒

2022年8月16日 16:33
福島・聖光学院が6年ぶりベスト8進出 8得点奪い、投打で圧倒
ベスト8入りした聖光学院ナイン(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇第104回全国高等学校野球選手権大会11日目(16日、甲子園球場) 3回戦 (福島)聖光学院8-1敦賀気比(福井)

聖光学院が大量8得点を奪い、敦賀気比に勝利。6年ぶりのベスト8入りを決めました。

聖光学院は1回表、1アウト2塁のチャンスに、3番・安田淳平選手がタイムリーツーベースを放ち先制します。

一方、反撃したい敦賀気比は2回裏、2アウト2塁で8番・米満晴選手のレフトへのタイムリースリーベースで同点に追いつきます。

それでも聖光学院は直後の3回表、ランナーを1塁に置き3番・安田選手がライトスタンドへ勝ち越しの2ランホームラン。2点をリードすると、2アウト2塁から6番・狩野泰輝選手がセンターの頭上を越すタイムリースリーベースを放ち、4-1とリードを広げます。

勢いに乗る聖光学院は5回表、2アウトながら3塁のチャンスを作ると、8番・生田目陽選手がセンターへのタイムリーを放ち5点目。続く9番・佐山未来投手が四球で出塁し、ランナー1・2塁から1番・赤堀颯選手がライトへのタイムリースリーベースで2点を追加。さらに敦賀気比・竹下海斗投手のワイルドピッチで8-1と、中盤までに7点をリードします。

5回までに8点の援護をもらった聖光学院の先発・佐山未来投手は、7回107球を投げ、被安打6、1失点で2番手・小林剛介投手にマウンドを託します。

8回からマウンドに立った小林投手は、1番・浜野孝教選手から始まった敦賀気比の上位打線を三者凡退に抑えます。

そして9回裏、小林投手は先頭で4番の上加世田頼希選手をセカンドゴロ。続く代打・伊賀翔星選手に対し空振り三振で2アウト、最後は代打・越川栄人選手をセカンドフライに打ち取りゲームセット。

聖光学院は打線が14安打8得点、投手陣は1失点と投打がかみ合い、6年ぶりに準々決勝進出を決めました。

18日の準々決勝では、九州学院との対戦が決定。共に初となるベスト4を目指します。