◇プロ野球セ・パ交流戦 西武3×―2DeNA(29日、ベルーナドーム)

劇的な勝利を飾ったのは西武一筋21年目、38歳栗山巧選手のバットから生まれました。

2対2の同点で迎えた9回代打で登場すると、2ストライクに追い込まれるもDeNA・平田真吾投手の3球目、低めのフォークをすくい上げると打球はライトスタンドへ。ホームの西武ファンを歓喜させる今季1号となるサヨナラホームランを放ちました。

インタビューでは「本当に信じられない気持ちです」と自身も驚いていることを明かした栗山選手。

そして「何より自分のスイングをしっかりすること。雰囲気に飲まれず打席に入るようにした」と、落ち着いて打席に入ったことが良かったことを話していました。

「巧みなバッティング」「すごいホームラン」「カッコよすぎる」と、ベテランの一撃に西武ファンはSNSで勝利に酔いしれました。