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「おとなしいパンダ」原動力となったコーチの言葉で史上初の快挙を成し遂げたフェンシング女子

2024年8月3日 13:35
「おとなしいパンダ」原動力となったコーチの言葉で史上初の快挙を成し遂げたフェンシング女子
パリオリンピック2024でフェンシング女子フルーレ団体は、史上初の銅メダルを獲得。一夜明け日本代表の4人がメダルへ導いたコーチの言葉を明かしました。

日本の4番手としてメダル獲得を決めた上野優佳選手は、「決めた瞬間みんな来てくれて私も泣きそうだった」と当時の状況を振り返りました。

さらに、ご褒美について聞かれると、宮脇花綸選手は「実家においてきた愛犬に銅メダルをかけてあげたい」、上野優佳選手は「日頃から応援してくれている両親、祖父母に早くメダルをかけてあげたい」とコメント。しかし、菊池小巻選手は「おいしい焼き肉が食べたい」、東晟良選手は「ショッピングしたい」と、4人の個性が溢れる回答となりました。

女子フルーレの選手たちを世界トップクラスに導いてきたフランス人のフランク・ボアダンコーチは当初4人を「おとなしいパンダ」と表現。メダル獲得後は「虎になった」と成長ぶりを表現していました。これに対して上野選手は、「ずっと前からおまえたちは気持ちが弱いんだと言われていたので見返したかった」とメダル獲得の原動力になった反骨心を口にしました。

最後に未来の子供たちについて聞かれた菊池選手は「憧れの選手がいるからこそ夢を持ってやってきた。私たちのような選手に憧れて目指してほしい。夢を持っていれば必ず叶う」と熱いメッセージを送りました。