リーグワン展望 20歳副将vs快足の両翼
2003年から18シーズンにわたり日本ラグビーを牽引してきた「ジャパンラグビートップリーグ」に代わり、1月8日に国内新リーグ「ジャパンラグビーリーグワン」が開幕します。
開幕節では、コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸)とシャイニングアークス東京ベイ浦安(以下、浦安)の一戦が神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われます。
神戸は、日本代表のプロップ具智元選手や同じく日本代表のロック小瀧尚弘選手が加入し、一方の浦安は、元オーストラリア代表の世界的バックス、イズラエル・フォラウ選手や日本代表ロックのジェームス・ムーア選手が加入。
リーグワン初代王者に向けて、ともに積極的な補強を行った両チームですが、元日本代表の大西将太郎さんは両チームのキーマンとして、神戸はインサイドセンターで先発予定の李承信選手、浦安はウイングで先発予定の羽野一志選手と石井魁選手を挙げました。
弱冠20歳ながら、チームのバイスキャプテンを任された李選手について大西さんは「視野が広くて状況判断が良く、スキルフルでプレースキックも上手い。キャプテンの橋本大輝選手がケガの影響で開幕節は出られないので、リーダーシップを発揮して欲しい。同じくセンターで先発予定の日本代表ラファエレティモシー選手とのコンビで攻守にわたって存在感を出して欲しい」と大きな期待を寄せています。
また、浦安の両ウイング、羽野一志選手と石井魁選手について大西さんは「羽野選手には東京五輪代表として7人制ラグビーでさらに研かれた突破力に、石井選手にはリーグトップレベルのスピードに期待したい」と話しています。
コベルコ神戸スティーラーズとシャイニングアークス東京ベイ浦安の一戦は、1月8日(土)兵庫・神戸総合公園でひる12時キックオフです。
写真:SportsPress/アフロ