元日本代表 新潟・田中達也が現役引退
サッカーJ2のアルビレックス新潟は4日、FW・田中達也選手(39)が現役を引退することを発表しました。田中選手は帝京高校(東京)から2001年に浦和レッズに入団すると、高速ドリブルを武器に浦和のスピードスターとして活躍。U-23日本代表として、2004年にはアテネ五輪に出場しました。
▽以下、田中選手コメント(原文ママ)
山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました。
浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年。
この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれたチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました。
そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています。
多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを、誇らしく思っています!
皆さん、本当にありがとうございました。
■経歴
帝京高→浦和レッズ→アルビレックス新潟
■代表歴
U-23日本代表、日本代表
■主な戦績
J1リーグ通算:333試合出場66得点
J2リーグ通算:55試合出場3得点
写真:アフロスポーツ・日刊スポーツ/アフロ