元ラグビー日本代表トンプソンが現役復帰
来年1月に開幕するラグビー新リーグ・リーグワン1部に所属するシャインニングアークス東京ベイ浦安の新体制発表会見が13日に行われ、元日本代表のトンプソン ルーク選手(40)の現役復帰を発表しました。
ファンからはトモさんの愛称で親しまれているトンプソン選手は2004年に三洋電機(現パナソニック)に入団。06年に近鉄に移籍すると、引退するまで14シーズンにわたりチームの中心選手として活躍しました。そして20年に現役を引退してからは、母国のニュージーランドで牧場を経営していました。
また日本代表として通算71キャップ、W杯に4大会連続出場するなど長く日本代表を支えてきました。
ニュージーランドからオンラインで会見に参加したトンプソン選手は「皆さんこんにちは。トンプソン ルークです。26歳です」と冗談で笑いを誘うと、現役復帰した理由について「難しくもあり簡単な決断でした。日本が恋しかったですし、ラグビーをすることが恋しかったです。シャイニングアークスファミリーと共に働き、プレーする機会を得たことに興奮していますし、どんな形であれチームの力になれるように最善を尽くします」と日本愛とラグビー愛を語りました。
また「決して派手ではないけどしっかり仕事をするプレーをどんどんしていきたい。若手にもお手本を見せていける存在になりたい。チームが勝つためにはどんなところでも貢献したい」と意気込みを語りました。
現在のコンディションについては、「ラグビーのトレーニングはできていないが、プレシーズンのような感じでシーズンに向けて身体を仕上げている。身体が思い出すまでは時間がかかるかもしれないが、1度思い出したら身体が覚えている状態になると思う」と語りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※2020年1月19日に撮影