高校サッカー 青森山田が3937校の頂点
◇第100回全国高校サッカー選手権大会 決勝 青森山田4-0大津(10日、国立競技場)
記念すべき第100回大会を迎えた全国高校サッカー選手権大会。その決勝が10日、“聖地”国立で行われ、青森山田が悲願の優勝を果たし、全国3937校の頂点に立ちました。
97回大会から4大会連続で決勝に進出した青森山田と、今大会4試合で1失点と堅守を誇る大津が対戦しました。
試合は前半37分。青森山田はコーナーキックから丸山大和選手(3年)がヘディングで合わせ、先制します。その4分後には、名須川真光選手(3年)が左サイドからのクロスにスライディングで合わせ、追加点をあげました。
後半に入っても青森山田の勢いは止まらず、後半10分には、主将・松木玖生選手(3年)が、ヘディングでたたき込み3点目。さらに、後半33分に渡邊星来選手(3年)がダメ押しとなる4点目をあげ、青森山田が大津を4-0で下し、3大会ぶり3度目の優勝を飾りました。
これで青森山田は、インターハイ、高円宮杯プレミアリーグEAST、全国高校サッカー選手権を制し、高校3冠を達成。
試合後、松木選手は「本当に春から頑張ってきたものが報われてすごくうれしいです。これは仲間と一緒に取った3冠なので、しっかりとこの後、喜びを分かち合いたい」と笑顔を見せました。