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青森山田・松木&丸山&黒田監督 喜び語る

2022年1月10日 19:22
青森山田・松木&丸山&黒田監督 喜び語る

第100回全国高校サッカー選手権大会で2018年大会以来の優勝を果たした青森山田。インターハイ、高円宮杯プレミアリーグEASTに続き、高校3冠を達成しました。

試合後に黒田剛監督、先制点を決めた丸山大和選手(3年)と共にインタビューに応じたキャプテンの松木玖生選手(3年)は「青森山田に入ってからの6年間は濃かったけど、一番いい1年になった」と喜びを語りました。

以下はインタビュー内容

◇MF松木玖生主将(3年)

――今の気持ちは?

「すごく自分が青森山田に入ってからの6年間は濃かったけど、一番いい1年になった」

――プレッシャーもあったと思うが、決勝の舞台でどう表現した?

「自分は特に自由にやらせてもらっていたので、得点という形でチームに貢献することができたかなと思う」

――この1年、キャプテンとしての大変さはあったか?

「特になくて、自分だけではなくて他の選手たちが常にキャプテンの気持ちを持って自分にも意見を言ってくれることがあった。自分も聞く耳を持って行動に移してというところが今回のチームの団結力だったかなと思う」

――優勝の喜び、今の気持ちは?

「これからも自分はまた違う道に進みますけど(FC東京に加入)、青森山田の後輩たちに3冠を目指してほしい」

◇DF丸山大和選手(3年)

――決勝で先制ゴール。勝負強さを発揮したが?

「インターハイも決勝で得点を取れて、選手権でも絶対に取ってやろうという気持ちがあったので、取れたと思う」

――先制点を決めたときの気持ちは?

「準決勝で2点あげて次の試合でマークされるだろうと思っていたけど、マークつかれても点を取れないと準決勝の2ゴールはマグレになるのかなと思っていたので、決められてよかった」

――高校生活を振り返って?

「自分のサッカー人生はまだこれから続くので、この3年間を無駄にしないでプロサッカー選手という夢のために努力していこうと思います」

◇黒田剛監督

――3大会ぶりの優勝、目には涙も見せたが?

「まさか3冠という形でこのチームが最後を締めくくれるとも思っていなかった。でも彼らの日々の努力をずっと見ていましたから、本当に最後優勝という形で彼らと共に抱き合うことができて本当に感無量です」

――優勝できた要因は?

「昨年、おととしの準優勝、敗退というものを無駄にすることなく、その反省点をすべて背負いながら今年1年、松木キャプテンを中心にみんなが本当に切磋琢磨して取り組んでくれた成果だと思う」

――プレッシャーも相当あったと思うが?

「そうですね。でも本当に選手たちが強かったですよね。気持ちが本当に強かったし、どんな状況にも折れずに前を向いて一歩一歩積み上げていったので、その辺は私たち大人からしても本当に感心するだけの、それぐらいの大きなチームだったと思う」

――100回大会の優勝、どんな気持ち?

「本当に監督をやっていて一番幸せな瞬間だと思う。まだまだコロナが収束していない中で、大会運営にご尽力された方々に本当に感謝をしながら、改めて青森に帰ってみんなで喜び合いたい」