MLBデトロイト・タイガースの前田健太投手はキャンプ2日目を迎え、ヒンチ監督も前田投手の状態を評価しました。

キャンプ初日からブルペンに入り、キャッチャーを座らせ25球を投げた前田投手。2日目となったこの日はウオーミングアップから始まり、守備練習とキャッチボールで終えるという軽めの練習となりました。

タイガースのヒンチ監督はキャンプインからの前田投手の状態について「彼がオフシーズンの取り組みを変え、キャンプイン前にブルペンで既に投げていたことも知っている。昨日のブルペンでも腕の強さ、体の動き、すべてが一段とよくなっていた。球速については、まだ初日なのに昨年のスプリングトレーニングに投げたどの球よりも速く、準備態勢があるいいサイン。日本とアメリカでキャンプインに向けた新たな取り組みが功を奏し準備ができているようにも見えた」と評価しました。

今季でメジャー10年目、タイガースでの2年目を迎える36歳。前田投手は今季を“勝負の年”と語っており「ローテーションの座っていうのは自分から奪いに行かないといけない立場。勝負しないといけない立場なので、このスプリングトレーニングでしっかり結果を残して、開幕までにしっかりローテーションの一員として残れるようにとにかく結果を残し続けるしかないかなと思っています」と思いを語っています。