◇プロ野球パ・リーグ　楽天5xー4日本ハム（3日、楽天生命パーク）

日本ハムは延長10回、6番手・玉井大翔投手が押し出し四球を与え、サヨナラ負けを喫しました。

試合は5回までに3点を失う苦しい展開となりましたが、6回。楽天先発・田中将大投手からアルカンタラ選手が第12号2ランを放ち1点差に迫ると、さらに近藤健介選手、今川優馬選手の連続タイムリーが飛び出し4-3と試合を一気にひっくり返します。

その後7回に追いつかれると延長戦へ。迎えた10回、日本ハムは1アウト満塁と勝ち越しのチャンスを作りますが、打率リーグトップの松本剛選手がサードゴロ併殺打に倒れ得点を奪えません。

するとその裏、1アウト1塁の場面でホールド数チームトップの玉井投手がマウンドへ。送りバントで2アウト2塁となり、打席に浅村栄斗選手。その2球目、低めのボールをキャッチャーが捕逸、ランナーが3塁へ進塁してしまいます。

するとBIGBOSSは浅村選手、続く島内宏明選手を連続で申告敬遠、満塁策をとります。

2アウト満塁とし、打席には代打・銀次選手。ホームの楽天ファンが盛り上がるなか、玉井選手は制球が定まらず3ボール1ストライクとしてしまいます。そして最後は外角へのシュートが外れ痛恨の押し出し四球となりサヨナラ負け。

まさかの幕切れとなった日本ハム、これで優勝の可能性が完全消滅しました。