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カギ握った馬の輸送 五輪で唯一“人間以外の動物”が出場する馬術ならではの難しさ 東京五輪では「ぐったり」

2024年7月31日 7:32
カギ握った馬の輸送 五輪で唯一“人間以外の動物”が出場する馬術ならではの難しさ 東京五輪では「ぐったり」
馬術・戸本一真選手(写真:エンリコ/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック2024 馬術 総合馬術団体(大会4日目=日本時間29日、ベルサイユ宮殿)

1932年のロサンゼルス五輪以来92年ぶり、馬術団体としては史上初となる銅メダルを獲得した馬術日本代表。

快挙を達成した馬術日本代表・戸本一真選手が、五輪種目で“唯一”人間以外の動物が出場する馬術ならではの難しさを明かしました。

馬術日本代表はイギリスに活動拠点を置いているため、前回大会の東京五輪では「馬を飛行機に乗せて十何時間かけて運んでというところからだったので、着いた初日は(馬が)ぐったりして旅疲れを感じていた」といいます。

一方、今回大会はフランス開催ということで、「イギリスからだと距離はそれほど遠くないですし、普段普通の試合でフランスの競技会に来ることもあるので、距離の問題は今回は少なかった」と語りました。

さらに、人間と同様に馬も疲れや緊張が表情に出るそうで、「表情から僕らも多くのことを感じ取りながら」人馬一体となって競技に臨んでいると明かしました。
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