フィギュアスケートで世界ジュニア2連覇中の16歳・島田麻央選手が14日、京都・宇治市内の「木下アカデミー京都アイスアリーナ」で練習を公開。24日からハンガリーで行われる3連覇をかけた戦いへ向け、意気込みを語りました。

この日は約1時間の練習公開のなかで、ショートプログラム（SP）の曲を2度かけ演技を確認。「SPはミスができない。ジャンプはミスをしないことと、あとは楽しく滑ることをテーマに練習しました」と、精度をより高めることに集中していました。

また自身の大技・4回転トウループは挑戦しなかったものの、連続ジャンプなどを入念にチェック。浜田美栄コーチからもたびたび指導を受け、「出来栄えだったり、少し回転が不足していたジャンプが多かった。もっと大きなジャンプにしていきたい。もっといいジャンプになる」と課題を語りながらも、自信をのぞかせました。

24日から行われる世界ジュニア選手権では、史上初となる3連覇がかかっています。「今は練習のなかでも『3連覇したい』という思いはあるんですけど、ハンガリーに行ったらそのことは気にしないようにしたい。すごく楽しみにしているので、その楽しみな気持ちを忘れずにしっかり自分の演技ができたら」と意気込みました。

またこの日はバレンタインデーということもあり、取材後には自身の写真とメッセージがかかれたチョコレートを報道陣にプレゼント。練習直後のなか、疲れた表情を見せず一人ひとりに丁寧に手渡しました。