箱根駅伝 東洋大が往路新記録で往路4連覇
第88回東京箱根間往復大学駅伝競走は2日、東京・大手町から神奈川・箱根町までの往路5区間(108.0キロ)が行われ、東洋大学が、5時間24分45秒の往路新記録で4年連続の往路優勝を果たした。これまでの記録を5分以上短縮した。
総合連覇に挑む早稲田大学は、1区の大迫傑選手(2年)が独走して2年連続の区間賞を獲得、首位に立った。1区で4位だった東洋大学は、2区で設楽啓太選手(2年)が早稲田大学・平賀翔太選手(3年)を抜いて首位に浮上した。
各チームがエースを起用する2区では、青山学院大学・出岐雄大選手(3年)が同校史上初の区間賞を獲得し、チームを12位から3位に引き上げた。最終的に、青山学院大学は7位と健闘した。
また、3区では、山梨学院大学・コスマス選手(4年)が、1時間1分38秒の区間新記録を打ち立てた。
東洋大学は3区以降も首位を守り、往路新記録で4年連続の往路優勝を果たした。5区ではエースの柏原竜二選手(4年)が快走し、1時間16分39秒で区間新記録をマーク。柏原選手は4年続けて5区を制し、区間記録を3度更新した。
早稲田大学が首位と5分7秒差の2位、明治大学が3位に入った。
3日は、復路5区間(109.9キロ)が行われる。
往路の順位は以下の通り。
優勝 東洋大学
2位 早稲田大学
3位 明治大学
4位 駒澤大学
5位 城西大学
6位 山梨学院大学
7位 青山学院大学
8位 東海大学
9位 國學院大學
10位 関東学連選抜
11位 日本体育大学
12位 中央大学
13位 順天堂大学
14位 国士舘大学
15位 神奈川大学
16位 上武大学
17位 帝京大学
18位 中央学院大学
19位 拓殖大学
20位 東京農業大学