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【ラグビーW杯】日本代表プール最終戦の相手アルゼンチンはチリとの”南米隣国対決”

2023年9月30日 11:31
【ラグビーW杯】日本代表プール最終戦の相手アルゼンチンはチリとの”南米隣国対決”
必勝のチリ戦で順位浮上を目指すアルゼンチン 【写真/齋藤龍太郎(楕円銀河)】
各プールで激しい順位争いが繰り広げられているラグビーW杯。日本が所属するプールDの戦いもいよいよ大詰めを迎えようとしています。9月29日現在2勝1敗、勝ち点9で2位につけた日本がプール最終戦で対決するアルゼンチンは、9月30日(土)にチリと対戦。南米・アンデス山脈を挟んだ隣国同士がフランスの地で激突します。

プール4位(1勝1敗)のアルゼンチンにとってチリ戦は、2019年の日本大会で成し遂げられなかった決勝トーナメント進出の権利を得られる2位以上入りに向けて、必勝の一戦となります。

メンバーはHO(フッカー)アグスティン・クレーヴィー選手、NO8(ナンバーエイト)ファクンド・イサ選手、SH(スクラムハーフ)トマス・クベッリ選手、SO(スタンドオフ)ニコラス・サンチェス選手、WTB(ウイング)フアン・イモフ選手ら経験豊富なベテランが要所を固めています。本来のキャプテン、HOフリヤン・モントーヤ主将は欠場し、代わってCTB(センター)ヘロニモ・デラフエンテ選手がゲームキャプテンを務めます。

プール5位(0勝3敗)ですでにプール戦での敗退が決まっているチリにとっては、引き続きW杯初勝利を目指す一戦となります。チームの核となるFL(フランカー)マルティン・シグレン主将をはじめ、SHマルセロ・トレアルバ選手、SOロドリゴ・フェルナンデス選手、FBイナキ・アザルヤ選手などが先発し、日本やサモアに健闘した時間帯のパフォーマンスの再現を目指します。

アルゼンチンの勝敗、勝ち点、得失点差が日本の決勝トーナメント進出条件に大きく影響する注目の一戦は、日本vsアルゼンチンの舞台にもなるナントのスタッド・ド・ラ・ボージョワールで行われます。