【ラグビーW杯】常勝軍団NZの正念場 生き残りかけて2位イタリアと”因縁の激突”
ウルグアイ戦でトライに歓喜するイタリア代表フィフティーン【写真/齋藤龍太郎(楕円銀河)】
開幕戦から決勝まで全48試合が組まれているラグビーW杯は早くも折り返しを迎えており、どのプールも決勝トーナメント進出条件となる上位2位入りの争いが白熱しています。
9月28日現在、開催国フランスが3戦全勝、勝ち点13で首位に立つプールAは、イタリアが勝ち点10(2勝0敗)で2位、そしてW杯史上初めてプール戦黒星を喫した「常勝軍団」ニュージーランドは勝ち点5(1勝1敗)で3位と、その2カ国を追う展開となっています。
「オールブラックス」の愛称で世界中から愛されているニュージーランドにとって、9月30日のイタリア戦は必勝の一戦です。4トライ以上を獲得して勝てば、ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得でき、総勝ち点は10。プールA2位に浮上する可能性を秘めています。
勝利の鍵を握るのは、LO(ロック)スコット・バレット選手、CTB(センター)ジョーディー・バレット選手、そしてFB(フルバック)ボーデン・バレット選手の「バレット兄弟」です。チーム内の連係を象徴する3人の同時先発は今大会初で、なかでも3大会目のW杯出場を果たしワールドラグビー年間最優秀選手賞に2度輝いたボーデン選手のパフォーマンスに多くのファンが期待しています。
また、リザーブのLOサム・ホワイトロック選手は出場すれば149キャップ目となり、ニュージーランド史上最多の148キャップを有する偉大な元キャプテン、元FL(フランカー)のリッチー・マコウさんを上回り同国最多になるとともに、世界単独2位となります。自身4大会目のW杯での大記録達成の瞬間にも注目です。
対するイタリアは、FLミケーレ・ラマロ主将を中心にフィジカルを武器にハードワークし続けるFW(フォワード)を揃え、屈強なニュージーランドに対抗します。そしてアタックの鍵を握るSH(スクラムハーフ)スティーブン・バーニー選手とSO(スタンドオフ)パオロ・ガルビシ選手の若手ハーフ団、そして抜群のランと決定力で2022年にワールドラグビー年間最優秀新人賞を受賞したスピードスター、アンジェ・カプオッツォ選手をWTB(ウイング)に据えて、強豪からトライ量産を狙います。
2019年の日本大会は台風の影響で中止、引き分け扱いとなった因縁を持つ両国が決着をつける試合でもある今回の対戦。プールAの上位争いに留まるのは果たしてどちらのチームでしょうか。
9月28日現在、開催国フランスが3戦全勝、勝ち点13で首位に立つプールAは、イタリアが勝ち点10(2勝0敗)で2位、そしてW杯史上初めてプール戦黒星を喫した「常勝軍団」ニュージーランドは勝ち点5(1勝1敗)で3位と、その2カ国を追う展開となっています。
「オールブラックス」の愛称で世界中から愛されているニュージーランドにとって、9月30日のイタリア戦は必勝の一戦です。4トライ以上を獲得して勝てば、ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得でき、総勝ち点は10。プールA2位に浮上する可能性を秘めています。
勝利の鍵を握るのは、LO(ロック)スコット・バレット選手、CTB(センター)ジョーディー・バレット選手、そしてFB(フルバック)ボーデン・バレット選手の「バレット兄弟」です。チーム内の連係を象徴する3人の同時先発は今大会初で、なかでも3大会目のW杯出場を果たしワールドラグビー年間最優秀選手賞に2度輝いたボーデン選手のパフォーマンスに多くのファンが期待しています。
また、リザーブのLOサム・ホワイトロック選手は出場すれば149キャップ目となり、ニュージーランド史上最多の148キャップを有する偉大な元キャプテン、元FL(フランカー)のリッチー・マコウさんを上回り同国最多になるとともに、世界単独2位となります。自身4大会目のW杯での大記録達成の瞬間にも注目です。
対するイタリアは、FLミケーレ・ラマロ主将を中心にフィジカルを武器にハードワークし続けるFW(フォワード)を揃え、屈強なニュージーランドに対抗します。そしてアタックの鍵を握るSH(スクラムハーフ)スティーブン・バーニー選手とSO(スタンドオフ)パオロ・ガルビシ選手の若手ハーフ団、そして抜群のランと決定力で2022年にワールドラグビー年間最優秀新人賞を受賞したスピードスター、アンジェ・カプオッツォ選手をWTB(ウイング)に据えて、強豪からトライ量産を狙います。
2019年の日本大会は台風の影響で中止、引き分け扱いとなった因縁を持つ両国が決着をつける試合でもある今回の対戦。プールAの上位争いに留まるのは果たしてどちらのチームでしょうか。