◇プロ野球日本シリーズ第7戦　オリックス5ー4ヤクルト（30日、神宮球場）

オリックスが26年ぶりの日本一に輝き、MVPに選ばれたのは杉本裕太郎選手でした。

MVPが発表された瞬間、昇天ポーズでベンチを飛び出した杉本選手。「全員で勝つというスローガンの下、全員で勝った日本一だと思います」とシリーズを振り返ると、2年連続で戦ったヤクルトに対し「ヤクルトさんめちゃめちゃ強かったですし、去年やられて悔しい思いをしていたので、やり返せてよかったです」と答えました。

MVPについては「シーズン中全然だめだったので、まだまだ課題だらけなので、このオフしっかり練習して来年もっと活躍できるように頑張ります」と早くも来シーズンでの活躍を誓いました。

シリーズでは初戦で投げたエース山本由伸投手が登板を回避し心配されていましたが「由伸以外にもいいピッチャーいっぱいいるので僕は心配していなかったです」とその言葉通り、山本投手不在を感じさせない投手陣が安定感抜群のピッチングを見せました。

最後にファンヘ向け「1年間応援ありがとうございました。2022年度のプロ野球はこれで終わりですが、来年はもっとたくさんの人に見てもらえるように、そして3連覇、もう一度日本一を目指して頑張るので応援よろしくお願いします。ありがとうございました」と連覇へむけ意気込みを話し、会場から大きな拍手が送られました。