◇プロ野球セ・リーグ　ヤクルト9-0巨人(29日、東京ドーム)

巨人は今季最多9失点でヤクルトに敗れました。

今月6日以来の先発となったグリフィン投手。初回、村上宗隆選手にはセンターに先制タイムリーを許すと、その後も2本のタイムリーを浴び、初回だけで5安打4失点となります。

2回には2アウトから内野安打で許したランナーをボークで2塁へ進めると、オスナ選手にタイムリーを浴びて5失点目。3回には、山田哲人選手に2ランホームランを浴びると、4回には村上宗隆選手に特大の5号ソロホームランを献上。4回11安打を浴び、8失点の大乱調となりました。

7回にはさらに1点を奪われた巨人投手陣。ヤクルト打線に16安打を打たれ、今季最多の9失点となりました。

打線はヤクルト先発のヤフーレ投手の前に4回まで一人のランナーも出せずに苦戦。5回には岡本和真選手と坂本勇人選手の連打でチャンスをつくりましたが、萩尾匡也選手の併殺で得点機を生かせず。9回わずか3安打で無得点。ヤフーレ投手に94球で来日初完封勝利を許しました。

巨人は連勝が2でストップ。貯金が「2」となり、雨天中止となった首位阪神とのゲーム差は「1.5」に開いています。