×

「あれに尽きるかな」巨人・阿部監督に言わしめた堀田賢慎 DeNAの4番牧秀悟をダブルプレーに

2024年4月29日 8:32
「あれに尽きるかな」巨人・阿部監督に言わしめた堀田賢慎 DeNAの4番牧秀悟をダブルプレーに
巨人の堀田賢慎投手
プロ野球セ・リーグ 巨人6-2DeNA(28日、横浜スタジアム)

5回に3者連続フォアボールをDeNA打線に与えた巨人の高橋礼投手。そのあとにマウンドに上がったのは堀田賢慎投手でした。

打席には4番の牧秀悟選手が。カウント1-2からの4球目、136キロの変化球で牧選手をサードゴロに打ち取ると、ダブルプレー。チームを大いに助ける火消しをやってのけました。

「あれに尽きるかな」

試合後、阿部慎之助監督にこう言わしめた堀田投手。チームはこの後、6回に丸佳浩選手と佐々木俊輔選手の連続タイムリーで2点を追加。勝利投手になりました。

試合後に「4球で勝利って、ラッキーだなとはありますけど」と笑って見せた堀田投手ですが、すぐに引き締まった表情で「勝利よりは任された場面でしっかり抑えることが大事だと思う」と続けました。

「バルちゃんとか、大勢さんとか(西舘)勇陽とか、勝ちパターンの投手が頑張ってた。僕とかは任される場面とかがなかなか来てなくて、それでもどのタイミングでも、(多く)投げているピッチャーをなんとか助けられるように準備はしていました。9連戦はまだ続きますけど、いつでも投げられる準備はしていきたいです」

いま現在、勝ちパターンに割って入ることは難しくても、1軍で実績を積んでいけば、長いシーズンで必ずチャンスは来るはず。その日が来るまで堀田投手は、腐らずに投げ続けます。

  • 日テレNEWS NNN
  • スポーツ
  • 「あれに尽きるかな」巨人・阿部監督に言わしめた堀田賢慎 DeNAの4番牧秀悟をダブルプレーに