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【阪神】両チーム9回のチャンス生かせず引き分け 桐敷は大飛球にヒヤリも無失点に抑える

2024年3月15日 21:40
【阪神】両チーム9回のチャンス生かせず引き分け 桐敷は大飛球にヒヤリも無失点に抑える
引き分けに終わった岡田彰布監督(写真:時事)
プロ野球オープン戦 中日0-0阪神(15日、バンテリンドーム)

阪神は9回のチャンスをものにできず、試合は引き分けに終えました。

阪神の先発は開幕投手に指名された青柳晃洋投手。初回をテンポよく3者凡退に抑えると、2回以降は、毎回ランナーを出すものの、粘りのピッチングで6回を84球、無失点の好投を見せます。

一方の打線は、中日の先発・柳裕也投手をなかなか攻略できず、4回まで1人もランナーを出すことができません。

5回には2アウトからノイジー選手が四球で初めて出塁すると、続く坂本誠志郎選手がレフトへのヒットでチャンスを作ります。しかし木浪聖也選手がセカンドゴロに打ち取られ、得点とはなりませんでした。

6回にも先頭・糸原健斗選手が四球で出塁し、続く近本光司選手もヒットを打ち、ノーアウト1、2塁のチャンスを作りますが、中野拓夢選手、森下翔太選手、大山悠輔選手が凡退して得点を奪えず。

8回には小野寺暖選手は四球で出塁すると、代走・植田海選手が盗塁を成功させ、2アウト2塁のチャンスを作ります。しかし中野選手がフルカウントまで粘るも、空振り三振。チャンスをものにできません。

そして0-0で迎えた9回。先頭の森下翔太選手が中日の守護神・マルティネス投手から2ベースを打ち出塁。続く大山悠輔選手もヒットで続き、ノーアウト1、3塁のチャンスを作ります。

しかし佐藤輝明選手はファールで粘りますが空振り三振。続く前川右京選手は強烈な打球を打つも、ファースト中田翔選手が好捕球。1塁ランナーは帰塁できず、ダブルプレーとなり、ここも得点とはならず。

9回裏は桐敷拓馬投手が1アウト1塁で中田選手に大飛球を打たれるも、フェンス手前で失速しレフトフライで2アウト。

続くカリステ選手にヒットを打たれ、2アウト1、2塁になりますが、細川成也選手を外角低めのストレートで見逃し三振に仕留め、中日に得点を与えませんでした。

9回まで両チームともに得点のチャンスを作りましたが得点を奪えず、引き分けで試合を終えました。

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