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【高校サッカー選手権】Bゾーン “松北旋風”が止まらない  前橋育英は死闘制して16強 帝京大可児や堀越も3回戦へ

2024年12月31日 16:47
【高校サッカー選手権】Bゾーン “松北旋風”が止まらない  前橋育英は死闘制して16強 帝京大可児や堀越も3回戦へ
全国高校サッカー選手権 Bゾーン
◇第103回全国高校サッカー選手権(2024年12月28日~2025年1月13日)

全国高校サッカー選手権は12月31日、各地で2回戦が開催。東京開催のBゾーンは4試合が行われ、4チームがベスト16に勝ち進みました。

帝京大可児(岐阜)と大分鶴崎(大分)は2回戦からの登場。帝京大可児は10番を背負うFW加藤隆成選手の得点を皮切りに、チームは5得点のゴールラッシュ。3回戦進出を決めました。

過去優勝1回、準優勝2回の前橋育英(群馬)は、愛工大名電(愛知)と死闘。前半に前橋育英が2点を奪い試合を優位に進めますが、愛工大名電が後半のアディショナルタイムに同点のPKを決めるなど、試合は振り出しへ。PK戦までもつれると、後攻の愛工大名電8人目のキッカーを前橋育英のGK藤原優希選手が好セーブ。死闘をものにしました。

1回戦で全国大会初勝利をあげた松山北(愛媛)は、龍谷富山(富山)と対戦。後半26分、松山北は今回チームで唯一の3年生、MF森隼人選手がPKを決めて先制すると、その1点を守り抜きました。1、2年生主体で2試合連続1-0のクリーンシート。県大会ノーシードから“松北旋風”で全国ベスト16まで勝ち上がっています。

前回ベスト4の堀越(東京A)は、津工(三重)と対戦。0-0で迎えた後半12分、堀越はFW高橋李来選手の得点で先制すると、試合終了間際にもFW三鴨奏太選手が追加点。好スタートを切った堀越は、次戦で勢いに乗る松山北と戦います。

▽Bゾーン2回戦結果

◆会場:味の素フィールド西が丘
帝京大可児(岐阜) 5-1 大分鶴崎(大分)
得点【帝京大可児】加藤隆成(前半22分)、青木嘉宏(後半20分、26分)、松井空音(後半24分)、鶴見一馬(後半40+2分)【大分鶴崎】安東壮大(後半33分)

松山北(愛媛) 1-0 龍谷富山(富山)
得点【松山北】森隼人(後半26分)

◆会場:駒沢陸上競技場
前橋育英(群馬) 2-2 ※PK6-5 愛工大名電(愛知)
得点【前橋育英】平林尊琉(前半7分)、黒沢佑晟(前半38分)【愛工大名電】岩間丈一郎(後半21分)蒲地壮汰(後半40+1分)

堀越(東京A) 2-0 津工(三重)
得点【堀越】高橋李来(後半12分)、三鴨奏太(後半40+1分)
最終更新日:2024年12月31日 16:47