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上原浩治&高橋由伸が考える“侍ジャパン先発”「準決勝はダルビッシュ。決勝は山本由伸か大谷翔平」

2023年1月29日 0:20
上原浩治&高橋由伸が考える“侍ジャパン先発”「準決勝はダルビッシュ。決勝は山本由伸か大谷翔平」
上原浩治&高橋由伸が選ぶ侍ジャパンの先発ローテーション
3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に挑む野球日本代表の侍ジャパン。大会メンバー30人が決定、今回の代表に投手はアメリカ・メジャーリーグでプレーする2人を含む15人が選ばれています。

プロ野球解説者の上原浩治さんと高橋由伸さんが28日、日本テレビ『Going! Sports&News』で全7試合の先発ローテーションについて話し、どのような起用になるのかを考えました。

上原「準決勝は一番大事なのでダルビッシュ」韓国戦にも起用

このローテーションを決める上で、まず当てはめたのが準決勝の先発。

上原「準決勝がまず一番大事なポイントだと思っているので、ダルビッシュでいきます。初戦と準決勝が国際大会で一番大事だと思っている」

上原さんは最年長であり、メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有投手(36/パドレス)を選択。今季16勝197奪三振と、衰え知らずのベテラン右腕に託したいとのこと。さらにダルビッシュ投手を第2戦の韓国戦にも起用してほしい意向を示します。

上原「第2戦の韓国は日本戦に燃えてくる。韓国を静めてもらうためにダルビッシュが先発」

高橋「ダルビッシュが絶対大事なところに先発。経験もある」

初戦は日本野球界のエース山本由伸 準々決勝はW高橋にも期待

そして準決勝と同じくらい大切だという2人が初戦に選んだのは山本由伸投手(24/オリックス)。

2年連続“投手4冠”の日本野球界のエースに上原さんは「チームに勢いをつけてもらう。山本由伸とダルビッシュが柱になってもらわないといけない」と話しました。

山本投手には準々決勝でも投げて欲しいと話す2人。ここで上原さんが期待する2投手を口にします。

上原「準々決勝、先発の山本由伸は5イニングを投げずに2イニング3イニングでいい。僕はこの二人も面白い。高橋宏斗、高橋奎二、2イニング3イニングずつ投げていく」

高卒3年目ながら最年少でメンバー入りした右腕、高橋宏斗投手(20/中日)、左腕の高橋奎二投手(25/ヤクルト)の好投を期待していました。

そして第3戦チェコ戦には“令和の怪物”佐々木朗希投手(21/ロッテ)、第4戦オーストラリア戦には左腕の今永昇太投手(29/DeNA)を選んでいます。上原さんは佐々木投手について「国際大会の部分では未知数。チェコ戦で感覚をつかんでもらう」と話しています。

大谷翔平は決勝 高橋「抑え起用は不安」

そして投打の二刀流での活躍が期待され、起用法に多くの注目が集まっている大谷翔平選手(28/エンゼルス)。2人が選んだ先発での起用の可能性は決勝戦のみ。そして、それまでの起用法について意見をかわしました。

上原「決勝はもう1回山本由伸が先発するか。あえて大谷翔平を先発で使うか」
高橋「大谷は決勝まではどこで使う?」
上原「大谷は決勝以外後ろで使う。大谷を抑えで使いたい」
高橋「連投したのを見たことがない。大谷の抑え起用は連投の経験がないから不安」
上原「中国戦は投げなくていい。韓国戦は抑えで投げる。チェコ戦は投げない。韓国戦とオーストラリア戦だけ抑えで投げる。調整しながら休養も取れる。打撃の方の負担によって、大谷の投手起用は変わってくる。大谷の投手起用は試合内容を見ながら決める」
高橋「なるほどね」
上原「勝手な意見ですよ(笑)」

メジャーで2年連続30本塁打以上を放っている大谷選手には打撃の主軸としての活躍を期待する2人。どのようなシチュエーションで起用されるか注目されます。

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