◇MLB ドジャース10-0メッツ(日本時間22日、ドジャー・スタジアム)

MLBドジャースは日本時間22日、本拠地で大谷翔平選手が日本人メジャー歴代最多となる176本塁打を放つなど、10得点を挙げ、メッツを下しました。

この試合、大谷翔平選手のメモリアル弾の裏で、期待の若手・アンディ・パヘス選手にもメジャー初ホームランが生まれました。キューバ出身、23歳のパヘス選手は春のキャンプでカブス・今永昇太投手から3ランを放つなど、打率.471、2本塁打とアピール。今月17日のナショナルズ戦でメジャー初出場すると、いきなり初打席で初安打を記録していました。

この日、「8番・ライト」でスタメン出場したパヘス選手は5回の第2打席、先頭で打席に立つと、初球を打ちツーベースヒット。このヒットを機にドジャース打線が爆発し、一挙5得点を挙げると、パヘス選手にこの回2度目の打席が訪れます。2アウト、1、2塁から、メッツ2番手のグラント・ハートウィグ投手の3球目、低めのシンカーを捉えた打球はバックスクリーンへ飛び込む3ランホームラン。メジャー初本塁打を記録しました。

試合後、球団SNSにホームランボールとともに笑顔を見せるパヘス選手の姿が投稿されると、「MLB初ホームランおめでとう！これからもたくさんお願いします！」、「素晴らしい一日でした」とファンがコメントで祝福しました。

パヘス選手の笑顔の裏で、大谷選手は3回にメモリアル弾を放つも、メジャー日本人最多本塁打の記念球はファンの元へ。大谷選手は試合後、ボールの行方について、「わからないです、僕はゲームしてたので何も聞いてないです。この間(175本塁打)もいただけるという話だったので、もらったんですけど、食い違いがあったらしかった。今回はわからないですけど、話を聞いてみてかなと思います」と話していました。