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努力も覚悟も足りなかった~本田圭佑選手

2014年6月26日 17:23

 「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル」でグループリーグ敗退決定から一夜明けた現地時間25日(日本時間26日午前4時半頃)、日本代表の選手たちがブラジル・イトゥで行われた会見で心境を話した。選手のコメントは以下の通り。

 本田圭佑選手(28)「自分のやってきたことを否定するところから始めるぐらいのことをしないとダメなんだと思うし、努力も覚悟も足りなかったと思う」

 「(4年後のFIFA ワールドカップについて)当然4年という月日は思っているほど短い月日ではないので簡単なものではないので、簡単なものではないですけど、ただこの体がどんな努力をも乗り越えられるだけのプレッシャーに、負荷に耐えられるのであれば、まだ諦められないし」

 「(今回)自信がどこから来ているかというところから間違っていた可能性があるので、上には上がいることを痛感させられた大会でしたし、わかってはいたものの改めて痛感させられて、本当に世界一になるというための努力、そして覚悟、そして実力、その基礎づくりから始めていきたいと思います」

 長谷部誠選手(30)「チームをつくっていくうえで、いろいろ自分の中でもやってきた部分もありますし、このチームに対しての思い入れも強いですし。そういう意味で言えば、このチームでやれなくなるのが非常に残念という気持ち。それとともに終わったんだなというか、さみしい気持ちもあります」

 香川真司選手(25)「この悔しさだったり悔しい気持ちというのは、絶対忘れてはいけない。どこかでまだまだ自分自身、情熱であったり、そういうところでもっともっと努力していかないといけないと思っているし、チームとしても、もっと勝つためにどん欲に成長していかないといけないんじゃないかなとすごく感じたので、この瞬間であったり、このワールドカップは絶対忘れないように、ここで得た経験は自分の人生に生きたと未来に向かって言えるように受け止めてやっていきたい」

 内田篤人選手「4年間やってきましたし、チームとしても個人としても努力してきましたけど、勝負の世界ですからね。今までサッカーをやってきて、そういう努力は報われない経験の方が断然多いので、しょうがないかなという気持ちです」

 「(Q代表の引退も考えていたと言っていたが、その真意は)もう始まる前から、この大会が一応終わったら考えようかなと思ってましたし、それをこういうふうに、前で言うっていう影響力も自分の中では覚悟してますし。なんかやめるみたいな雰囲気になってるけど、考えるだけですから」

 「(Q試合終了後)コートジボワール戦の円陣組んで、ピッチの中で選手1回集まって円陣組むときに、オカちゃん(岡崎選手)がボソってこう、『戻ってきたな』って言ったんですよね。そのときにやっぱり、オカちゃんも僕も4年前出られなかったので、やっと戻ってきたなっていう気持ちはすごくありましたし…、質問の答えになっていないですけど、いろんな思いがあって、結果が出なかったのは残念です」

 長友佑都選手(27)「いろんな思いがこみ上げてきて、この4年間、自分たちがやってきたこと、全てこの本当に一瞬で終わってしまうのかと。悔しさもあり、本当、さみしさもあり、いろんな感情がありました」

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