FIFA汚職 露、カタール大会選定も捜査
FIFA(=国際サッカー連盟)をめぐる汚職事件で、ロイター通信は3日、アメリカの捜査当局が2018年と2022年のワールドカップの開催地選定にあたっても不正がなかったかどうか捜査に乗り出したと報じた。
ロイター通信によると、FBI(=米連邦捜査局)が2018年のロシア大会と22年のカタール大会で開催地を選ぶ過程で不正がなかったかどうか捜査に乗り出したという。
一方、アメリカの司法省は2013年、収賄などの罪で有罪判決を受けた元FIFA幹部・ブレイザー氏の証言記録を公開した。ブレイザー氏は「2010年の南アフリカ大会などの開催地選定の際に、他のFIFA幹部らとともに賄賂を受け取り、その証拠を隠した」などと証言していた。