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FIFA側からデータ提出 会長のものも

2015年6月11日 12:19
FIFA側からデータ提出 会長のものも

 FIFA(=国際サッカー連盟)をめぐる不正について捜査しているスイスの司法当局は10日、FIFA側からブラッター会長のものを含むパソコンデータの提出を受けたことを明らかにした。

 スイス司法当局は2018年と22年のワールドカップ開催国選定に関して、不正が行われた疑いがあるとして捜査している。ロイター通信など複数のメディアによると、FIFA側から提出されたデータにはすでに辞任を表明しているブラッター会長の執務室にあったものも含まれているという。さらにイギリス・BBCによると、財務責任者のデータなども提出された。

 一方、FIFAは10日、一連の捜査が行われている状況を踏まえ、2026年のワールドカップ開催地の決定作業を延期すると明らかにした。

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