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早大の有原投手は日ハム 安樂投手は楽天

2014年10月23日 19:20

 プロ野球のドラフト会議が23日午後、都内で行われ、最多4球団の競合となった大学ナンバーワン右腕・早稲田大学の有原航平投手(22)は日本ハムが交渉権を獲得した。

 有原投手は187センチ、90キロの恵まれた体格を生かし、最速156キロの速球を誇る本格派ピッチャー。DeNA、広島、日本ハム、阪神の4球団が競合の末、日本ハムが交渉権を獲得した。

 日本ハム・栗山英樹監督(53)「待ってます!楽しみに待ってます。全てにおいて一軍レベルにあって、まだまだ伸びしろがあるピッチャーなので、大切にね、本当に彼の力を発揮できるように、しっかりやっていきたい」

 有原投手「(日本ハムは)常に優勝争いをしていて、ファンが熱い素晴らしいチームだと思う。丈夫な体に産んでくれた親と、お世話になった人、みんなに伝えたい」

 また、去年、2年生エースとしてセンバツで準優勝を飾り、甲子園を沸かせた自己最速157キロの高校ナンバーワン右腕で愛媛・済美高校の安樂智大投手(17)は、ヤクルトと楽天が競合の末、楽天が交渉権を獲得した。楽天は去年の松井投手に続き、立花球団社長が引き当てた。

 安樂投手「これほどまでに緊張するのかと思っていたんですけど、正直、素直にうれしかったです。理想としては将来的に、田中将大さんのような負けないピッチャーになるのが自分の夢です」

 また、巨人は高校通算73本塁打を記録した奈良・智弁学園の岡本和真選手を1位で単独指名。未来の4番候補の交渉権を獲得した。

 巨人・原辰徳監督(56)「私と共に汗をかきながら泥んこなって、一歩一歩成長していきたいと思います」

 また、即戦力右腕として注目された京都大学のエース・田中英佑投手(22)は2順目でロッテが指名し、交渉権を獲得。いよいよ京大初のプロ野球選手誕生が間近となった。