全国高校サッカー 決勝は星陵vs前橋育英
全国高校サッカー準決勝、まずは去年の準優勝校・星稜が日大藤沢と対戦した。
星陵は前半22分、PKのチャンス。キーパーに阻まれるが、こぼれ球をゴール前へ。日大藤沢、ディフェンスがクリア出来ず、オウンゴールとなり、星稜が先制する。
さらに前半35分、今大会初先発の杉原選手が追加点。2対0とリードを広げる。そして前半終了間際にもPKを決め、3対0。このまま前半を終えた。
星陵は後半に日大藤沢の反撃を受けたがゴールを許さず、完封勝利で2年連続の決勝進出を決めた。
一方、前橋育英対流通経済大柏の一戦は、白熱の展開となった。先制したのは流通経済大柏。後半27分、FC東京に内定している小川選手がキーパーの頭上を越える鮮やかなループシュートでリードを奪う。
ところが試合終了間際、前橋育英が意地をみせる。19歳以下日本代表の鈴木徳真選手が劇的な同点ゴール。前橋育英が土壇場で追いつき、試合はPK戦へともつれ込んだ。
迎えたPK戦、流通経済大柏の2人目は高沢選手。ポストに弾かれ、失敗となる。対する前橋育英は5人全員が成功し、初の決勝進出を決めた。
高校日本一をかけた決勝戦は12日に行われる。