競歩・鈴木雄介選手、世界新記録で優勝
世界選手権の選考会を兼ねた全日本競歩・能美大会が石川県能美市で行われ、富士通の鈴木雄介選手(27)が世界新記録を出し、優勝した。
男子20キロに出場した地元・石川県出身の鈴木雄介選手は、序盤から世界記録を上回る快調なペースで飛ばした。終盤も疲れを見せず、他の追随を許さないレース運びで1時間16分36秒でフィニッシュ。世界記録を26秒上回り、世界新記録で優勝した。
陸上競技では、マラソンの高橋尚子さん以来となる14年ぶりの世界新記録樹立。
鈴木雄介選手「世界記録がもし出たらと考えていたんですけど、いけそうだったんで、もういっちゃいました!」
今回の優勝で世界選手権(8月・北京)の代表に内定した鈴木選手。次は世界での金メダルを目指す。