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萩野公介選手、右肘骨折で世界選手権欠場

2015年7月3日 18:29

 競泳・日本代表の萩野公介選手(20)がケガのため、今月24日に開幕する世界選手権を欠場することになった。

 萩野選手「今日の診断結果で、世界選手権を辞退することになりました。日本で応援してくださっているたくさんのみなさまに、非常に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。自分の甘さが招いたことだと非常に反省しております」

 萩野選手は2012年、17歳で出場したロンドンオリンピックで銅メダルを獲得するなど、高校生のころから世界の舞台で活躍。来年のリオデジャネイロオリンピックでは、金メダル獲得の期待がかかる日本のエースで、今年の4月には、日本選手権で4冠を達成し、世界選手権代表に選出された。この大会で優勝すれば、リオデジャネイロオリンピックの代表に内定するため、照準を合わせ、調整を行ってきた。

 ところが、強化合宿を行っていたフランスで、練習会場への移動途中に自転車で転倒。右肘を負傷し、2日に緊急帰国した。3日、午前中の精密検査の結果、右肘の橈(とう)骨頭骨折と判明。ロシアで行われる世界選手権への欠場が決まった。

 萩野選手「チームのみんなにもすごく迷惑をかけたと思っているので、申し訳ない気持ちでいっぱい。早くケガを治して、来年のオリンピックで金メダルを絶対に取るという強い気持ちで、治していくことに限ると思うので、また活躍できるように頑張っていきたいと思っています」

 全治2か月の診断を受けた萩野選手。一発選考となる来年4月の日本選手権でオリンピック出場権獲得を目指すことになる。

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