◇プロ野球パ・リーグ　日本ハム-オリックス(30日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

オリックスの杉本裕太郎選手が、日本ハム戦で先頭打者アーチを放ちました。

「1番・レフト」に起用された杉本選手。公式戦では今季初の1番起用です。

初回、カウント3-2と粘って6球目、低めの147キロのカットボールをすくい上げ、レフト上段へ運ぶ先頭打者12号ソロアーチとしました。

杉本選手は2017年9月9日にプロ初ヒットとなる初ホームランをマーク。このときは1番センターでスタメン出場し、初回の先頭打者として打っており、実に6年ぶりの先頭打者アーチとなりました。

また今月20日のオールスター第2戦で1番起用され、同学年の広島・九里亜蓮投手の初球が大暴投となり、あわや乱闘かと思われたシーンで熱いハグを交わす珍場面を演出。

公式戦では2022年7月3日の同じく日本ハム戦以来の“1番起用”に、SNSでは「1番杉本…？？」と懐疑的だったファンも、アーチ直後から「1番杉本がハマるナカジマジック」「1番杉本でホームランて中嶋監督には何が見えてるんや」「出たぁ…久々のラオウ昇天ポーズ！！」と“中嶋采配ピタリ”に感嘆の声が集まっています。