プロ野球・ヤクルトからロッテにトレードで移籍した坂本光士郎投手(27)が30日、入団会見を行いました。

自身の強みについて坂本投手は「まっすぐが僕の売り。まっすぐで打ち取るピッチングを見てほしい」と話しました。

今シーズン、ヤクルトでは7試合に登板し0勝1敗、防御率9.28の坂本投手。移籍が決まったときにチーム最年長の石川雅規投手(42)からのある言葉が心に残ったといいます。

「石川さんに電話をさせてもらった。そのときに『いなくなるのは寂しいけどお前にとっては、ヤクルトにいて出られないより違うところでまた新しい目で見てもらえるのはすごくいいことだから、前向きにとらえて頑張ってこい』と言われた。(グッとくるものが)ありましたね」

セ・リーグとパ・リーグの違いについては「パ・リーグはどんどん振ってくるバッターが多いという印象がある」と一言。

「自分はストレートが持ち味なのでストレートで真っ向勝負ができればと思っています。自分の名前を呼ばれたところで投げてストレートで打ち取る投球スタイルで結果を出して、チームのリーグ優勝に貢献することで恩返しができればと思っています。応援よろしくお願いします」

ロッテでは中継ぎ投手の一角として期待されていて、「7回、8回を投げられる、ファンに愛されるピッチャーになりたい。チームが優勝することが一番なので少しでも力になれるように頑張りたい」と決意を語りました。

◇坂本光士郎投手情報
〈生年月日〉1994年9月9日
〈出身地〉広島県
〈投打〉左投げ左打ち
〈身長・体重〉179cm・75kg
〈通算成績〉63登板1勝3敗 防御率5.77