◇プロ野球パ・リーグ　日本ハム-ロッテ(23日、札幌ドーム)

ロッテ・茶谷健太選手がプロ初打点を挙げました。

ロッテは4点ビハインドで迎えた4回表、フォアボール、デッドボール、相手のエラーで2アウト満塁のチャンスを迎えます。ここで打席に立ったのは7年目の茶谷選手。

茶谷選手は初球、高めのスライダーを捉えると、打球は三遊間を破りレフトへの2点タイムリーヒットに。これが茶谷選手にとってプロ初打点となりました。

さらに茶谷選手はサードの守備でも華麗なプレーを見せます。4回裏、渡邉諒選手の強い打球が三遊間を襲いますが、これをダイビングキャッチすると素早く1塁へ送球。ヒットを許しませんでした。

茶谷選手はソフトバンクを2018年に戦力外になった後、ロッテに育成契約で入団。20年には自己最多の31試合に出場するも、昨季は右太ももの負傷で一軍出場がありませんでした。

7年目にしてプロ初打点をマークした苦労人・茶谷選手の活躍にSNSでは「茶谷しか勝たんのよ」「こういうチャンスをものにしていくのがレギュラーへの近道なんだよな」「茶谷から目が離せない」といった声が寄せられています。