【W杯】VARいらず?「お、すごいの撮れた」 三笘薫の決定的瞬間をAP通信のカメラマンが撮影 撮影したのは屋根下から
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022 (11月20日~12月18日)
FIFAも公式SNSで日本の2点目のゴールの正当性を改めて説明しましたが、AP通信のカメラマンが撮影した決定的な瞬間の写真が海外メディアで取り上げられています。その写真とは外に出ていくボールが線上にミリ単位で残っている時に三笘選手が触れている瞬間を上から撮影したものです。
撮影したのはチェコ・プラハを拠点とするカメラマンのペテル・ヨセク氏。これまでに五輪やテニスの四大大会などを撮影してきた人物です。自身のSNSで三笘選手が外に出ていくボールに触れた瞬間の写真をアップし、「人間VAR。キャットウオークから撮影」とつづっています。
また、所属するAP通信の記事で、ハーフタイムでキャットウオークからグラウンドレベルに降りられる機会があったものの、あえてそうしなかった理由について語っています。
「日本が逆転したら、そっちの方が大きいニュースだと思ったので、キャットウオークから動かなかったんです。いまはその決断は正しかったなと思ってますよ」
撮影した写真を見直して「お、すごいの撮れた」と思ったそうで、「あの瞬間がカメラに収まっていて、本当にラッキーでした」と語っています。記事ではキャットウオークからの撮影のためにハーネス(命綱)をつけ、ヘルメットをかぶるなど、撮影器具と合わせて12キロの重さを背負って撮影していたとか。キャットウオークとはスタジアムなどの屋根の下に作られたプラットホームで、撮影などに使用されるものです。