5日のサッカー・ワールドカップ日本対クロアチア戦について、クロアチアのサッカージャーナリストは、「0対0でPK戦に突入する厳しい戦いになる」と日本代表に警戒を強めています。


■過去3度の対戦取材のジャーナリストがクロアチア戦展望を語る

4日、クロアチアの首都ザグレブで取材に応じたクロアチアのサッカージャーナリストのアンドリヤ・カチッチカルリン氏は、過去3度のワールドカップでの日本対クロアチア戦を全て取材してきました。

一部のクロアチアメディアから、「スペイン代表との試合にならずに済んだ」として、「宝くじに当たったようなものだ」と歓迎する報道も出る中、カチッチカルリン氏は、「0対0でPK戦に突入する厳しい戦いになる」として日本代表に警戒を強めています。


■「クロアチアにはPK戦の経験が多いベテラン選手がいる」

──日本対クロアチアの試合はどのように予想していますか？

90分戦って0対0のまま、延長戦でも得点なし。勝敗はPK戦で決まると思います。でも、クロアチアはPK戦が得意なんです。前回大会では、デンマークとロシアをPKで退けました。準決勝でクロアチアはイングランドに勝ち、決勝でクロアチアはフランスに敗れて準優勝でしたが。

──今のクロアチア代表もPK戦が得意だといえますか？

そうだと思います。クロアチアには、PK戦の経験が多いベテラン選手がたくさんいます。私は、今回の試合は0対0だと思いますし、日本にとっても、クロアチアにとっても厳しい戦いになると思います。とても重要な試合なので、両チームとも細心の注意を払って臨むでしょうね。