バスケットボールBリーグのB1は28日、各地で第5節の12試合が行われました。

中地区首位の川崎は西地区首位、開幕7連勝中の大阪と敵地で対戦。54-53と1点リードで迎えた第4Q開始直後、川崎はベンチスタートの野崎零也選手、納見悠仁選手の連続3ポイントでリードを広げます。

1点差に詰め寄られた残り3分22秒には、この試合15得点の藤井祐眞選手がリードを広げる3ポイントに成功。ディフェンスでも、リーグトップの1試合平均89.7得点を誇る大阪の攻撃を74点に抑え川崎が勝利。大阪の連勝を止めました。

東地区2位の宇都宮は西地区2位、開幕から7勝0敗と波に乗る名古屋Dと対戦。宇都宮は66-57とリードして迎えた第4Q、D.J・ニュービル選手、ギャビン・エドワーズ選手を中心にオフェンスを仕掛け点差を広げると、遠藤祐亮選手も2本の3Pシュートを決めるなど20-0の攻撃で名古屋Dを圧倒。22点差をつけ名古屋に土をつけました。

河村勇輝選手擁する横浜BCはホームで西地区6位の広島と対戦。試合開始直後、河村選手のアシストからジェロード・ユトフ選手が3Pシュートを2本成功。平均25.1得点でリーグトップの河村選手も8得点を挙げリードを奪います。しかし第4Q終盤、ターンオーバーから広島のドウェイン・エバンス選手にゴール下でシュートを決められ残り1分52秒で74-74の同点とされた横浜BC。それでもユトフ選手が3Pを決め3点のリードを奪うと、残り13秒で河村選手がとどめの3Pを沈め、横浜BCが勝利。4勝4敗で勝率を5割に戻しました。河村選手は5本の3Pを決めるなど24得点の活躍を見せています。

【28日の試合結果】
島根86－80北海道
仙台91－84信州
群馬79－72茨城
横浜BC80－76広島
宇都宮90－68名古屋D
A東京75－55京都
川崎79－74大阪
千葉J79－69FE名古屋
三遠88－74秋田
三河97－82長崎
琉球84－65富山
佐賀80－59SR渋谷