“村上宗隆への宿題”侍ジャパン・栗山英樹監督「僕は彼が必ず頂点に立つと信じている」
栗山英樹監督(左)と村上宗隆選手(右)写真:日刊スポーツ/アフロ
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本を3大会ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督が27日、都内の記者クラブで会見を行い、村上宗隆選手と大会後に交わしたやりとりについて明かしました。
「大会後に全世界の人が“日本の4番は村上だよね”という終わり方ができる」と想定していたという栗山監督。しかし、大会期間中、不振に悩まされていた村上選手を準々決勝のイタリア戦以降は4番から外し、5番で起用しました。
その経緯について「監督になった時に、どういう形であっても勝ち切る、世界一になるというのが一番にあった」と決断理由を明かしました。
その村上選手は、準決勝で逆転サヨナラ打、決勝では同点ホームランを放つ活躍を見せました。帰国後に栗山監督は、村上選手とある会話を交わしたといいます。
「“宿題を持ったまま終わるよ”と伝えた。今回出場したメジャーリーガーを超えて1番になるために、“宿題があった方が前に進めるからね”と言ったことがどう伝わったかはわからない。ただ僕は彼が必ず頂点に立つと信じてこれっぽっちも疑っていない。(将来)彼が引退するときに『23年の春先が僕を作ってくれました』と言ってくれることを信じています」と語りました。
「大会後に全世界の人が“日本の4番は村上だよね”という終わり方ができる」と想定していたという栗山監督。しかし、大会期間中、不振に悩まされていた村上選手を準々決勝のイタリア戦以降は4番から外し、5番で起用しました。
その経緯について「監督になった時に、どういう形であっても勝ち切る、世界一になるというのが一番にあった」と決断理由を明かしました。
その村上選手は、準決勝で逆転サヨナラ打、決勝では同点ホームランを放つ活躍を見せました。帰国後に栗山監督は、村上選手とある会話を交わしたといいます。
「“宿題を持ったまま終わるよ”と伝えた。今回出場したメジャーリーガーを超えて1番になるために、“宿題があった方が前に進めるからね”と言ったことがどう伝わったかはわからない。ただ僕は彼が必ず頂点に立つと信じてこれっぽっちも疑っていない。(将来)彼が引退するときに『23年の春先が僕を作ってくれました』と言ってくれることを信じています」と語りました。