WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で14年ぶり3度目の世界一に輝いた侍ジャパン。帰国した23日の会見で、栗山英樹監督が健闘した選手たちを称賛しました。

この日、空港ロビーでは大勢のファンが選手たちを出迎え、栗山監督は「日本中が盛り上がっている感じは我々にも伝わってきた。野球の面白さ、すごさ、怖さを選手たちが見せてくれた。やりやすい環境を作ってくれたファンの皆さんには本当にお礼を言いたい。これからも野球のことをよろしくお願いします。ありがとうございました」と日本のファンへ感謝を述べます。

見事に世界一奪還を果たした選手たちを「難しい試合の中で、選手たちが自分の役割をその場その場でやりきって勝ちきっていった。素晴らしい試合、チームだった。」とたたえた栗山監督。

大会前から「野球界の過渡期」と話していたことについて問われると「単純に、見ていてかっこいいなと思ってもらったと思う。こうなりたいと思ったときに人は頑張れると僕は思っているので、そういう姿を選手たちが見せてくれたのはすごく大きかった。ぜひそこに向かってほしいなと思います」と、未来の野球界を担う子供たちへメッセージを送りました。