日本、サモアに勝利 決勝T進出に望み
イングランドで行われているラグビーワールドカップ2015で、日本は歴史的2勝目を挙げ、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。
悲願のベスト8入りへ負けられないプールBの日本(世界ランキング12位)は第3戦、同11位の格上サモアと対戦。
先制したのは日本。前半8分、予選プール前半戦の得点王・五郎丸歩選手(29)がペナルティーゴールを決め、3点を挙げた。
さらに前半24分、スクラムからチャンスをつかむ。日本が押し込んだスクラムをサモアが故意に崩したとして認定トライ、8対0とする。
さらにリードを広げ、迎えた前半終了間際にはパスをつなぎ、最後は山田選手が飛び込みトライ、サモアを圧倒する。さらに五郎丸選手が角度のあるところから正確なキックを決め、サモアに1点も許すことなく、20対0で前半を終える。
エンドが変わった後半も日本のペースだった。五郎丸選手は2本のペナルティーゴールを決め、得点を重ねた。最後まで試合を支配した日本は26対5でサモアを下し、1大会で初の2勝目。目標の決勝トーナメント進出に望みをつないだ。
五郎丸選手「すごい楽しく試合をすることができました。我々はあくまでチャレンジャーなので、目の前の一戦一戦を大切にいい準備をして、仲間と一緒に次のステージへ向かいたいと思います」