巨人軍、次期監督 高橋由伸選手に就任要請
プロ野球・巨人の高橋由伸選手(40)は20日午後、巨人側幹部と都内のホテルで話し合いを行い、次期監督への就任要請を受けた。
19日に行われた原・前監督の退任会見で、白石興二郎オーナー(69)は新監督の条件について「原野球を継承してくれる人。新しい風を吹き込んでくれる人。原野球を継承し、発展させるという強い意志の下と努力で実行してくれる人じゃないと困る」と話した。この条件に当てはまった1人が、巨人一筋18年・原前監督のもとで、長年、主力としてチームをけん引してきた高橋選手だった。
球団から監督就任の要請を受けた高橋選手は、次のようにコメントした。
高橋選手「驚いているというか、戸惑いまではいかないですけど、本当に僕のところに要請がきたんだという。大変光栄な話だと思っていますので、しっかり自分なりに考えて一日も早く答えを出して、それが選手としてなのか監督としてなのかわかりませんけど、どちらになっても、ファンのみなさんの期待には応えたい」
1997年、ドラフト1位で巨人に入団した高橋選手。攻守にわたってチームを支える活躍で、8度のリーグ優勝、4度の日本一に貢献してきた。昨シーズン終了後は選手兼任・打撃コーチに就任し、後輩たちを指導する姿も見られるようになった。