リオ五輪マラソン代表“福士節”で喜び表現
リオオリンピックのマラソン代表発表から一夜明け、福士加代子選手(33)が会見に臨んだ。来週34歳の誕生日を迎えるベテランは、持ち味の“福士節”で喜びと意気込みを表現した。
福士加代子選手「やってみないとわかりません。とりあえず頑張ります。リオで金メダルだべ」
1月31日の大阪国際女子で優勝し、2時間22分17秒と日本陸連の派遣設定記録2時間22分30秒をただ1人クリアした福士選手。しかし、リオへの確約がとれなかったため、一時は約1か月後の名古屋ウィメンズへの出場も表明していた。
福士加代子選手「あのね。落ちつかなかったです。いっぱい騒がせたのもありますけど、何か自分でもそわそわするのと自分がせっかちな部分もあるので、発表されるまではドキドキしていましたね」
福士選手はかつてトラックの女王と言われ、3大会連続でオリンピックに出場。そして4回目の今回は初めてマラソン代表として、自身初となるオリンピックでのメダルを目指す。
※福士選手の五輪成績
2004年アテネ:10000m26位
2008年北京:10000m11位、5000m予選敗退
2012年ロンドン:10000m10位、5000m予選敗退
福士加代子選手「マラソンなので初めてなのでどういうものかわからないですけど、トラックだと金メダルを狙いますって言えなかったけど、マラソンでは金メダル狙いますって言えるので、過去の先輩方が金メダルをとっている功績があるので、やっぱり言えますよね。そこに私ものれる舞台があるので、チャンスだと思って狙っていきたいと思います。多分相当きついと思うので世界の人もワールドマラソンとかを見ても、最後にゴールをしてもゲロ吐くくらい追い込んだりしているので、やっぱり金メダルとか1等賞をとるのは並大抵ではないと思うので、そういう苦しいのを挑む覚悟です」
注目のリオ五輪マラソン日程は、女子が8月14日、男子は8月21日に行われる。