◇MLB レッズ4ー1ドジャース（日本時間27日、グレートアメリカン・ボールパーク）

大谷翔平選手や山本由伸投手が不振の際も、常に選手への期待の言葉を発するドジャースのロバーツ監督。レッズ戦で制球難に苦しむヨハン・ラミレス投手をマウンド上でハグし、鼓舞。その姿が話題となっています。

4点ビハインドで迎えた8回、3番手に今季からドジャースに加入したラミレス投手がマウンドに上がります。打たせてとる投球で順調にアウトを重ねますが、ライトへのヒットを浴びると、制球が定まらず2者連続の死球で満塁のピンチに。自身を落ち着かせるように胸をたたくラミレス投手。そこへロバーツ監督がベンチから出て行き、ラミレス投手の元へ。マウンド上でラミレス投手にハグし、耳元でささやきます。

試合に戻ったラミレス投手は、次の打者を初球でライトライナーに打ち取り、無失点で切り抜けました。ラミレス投手は天を仰ぎ、胸に手を当て安心した様子。ベンチに戻ると、再びロバーツ監督とハグし、指揮官の期待に応えました。

ロバーツ監督のこの行動にSNSでは「最高のボス」「チームのお父さん」「理想の上司」「愛情いっぱいロバーツ」などのコメントが寄せられています。