パリ五輪期待の“ニュースター”渡部葉月が初の全日本女王 過去に転倒したゆか「着地まで意識」
初の全日本女王に輝いた渡部葉月選手(中央)
◇体操 全日本個人総合選手権 女子決勝(22日、東京体育館)
筑波大学1年生の渡部葉月選手が106.963点で優勝を果たし、初の全日本女王に輝きました。
渡部選手は22年の世界選手権、笠原有彩選手のケガの影響で急きょ出場が決まり種目別平均台で金メダルを獲得。一躍、“シンデレラガール”として注目を集めていました。
予選を全体2位で通過した渡部選手はこの日、跳馬、段違い平行棒で13点台を連発。世界一に輝いた平均台は「いい演技ができなかった」としながらも、種目別3位となる13.433点をマークしました。
全体トップで迎えたゆかは、過去の全日本で2大会連続転倒があった種目。「着地までちゃんと意識して演技しようと思って、丁寧にやりました」という言葉通り、ジャンプのある技で転倒なく安定した演技を見せ、12.866点をマーク。初の栄冠に輝きました。
渡部選手は表彰式後、「いいスタートを切れて最後まで集中力を切らさずに着地まで意識した演技ができたので良かったと思います。今までよりは自信を持って自分を信じて思い切って演技をすることができたのでそこは練習が良かったからかなとは思います」と自身の演技を評価しました。
今後は、5月のNHK杯で上位4位までに入れば、9月に開催される世界選手権への出場が決定。パリ五輪も期待のかかるニュースターは、「さらに技に磨きをかけて、今度は平均台でもしっかりと完璧な演技ができるようにして、しっかり世界選手権の権利を取りたいと思います」と意気込みを語りました。
筑波大学1年生の渡部葉月選手が106.963点で優勝を果たし、初の全日本女王に輝きました。
渡部選手は22年の世界選手権、笠原有彩選手のケガの影響で急きょ出場が決まり種目別平均台で金メダルを獲得。一躍、“シンデレラガール”として注目を集めていました。
予選を全体2位で通過した渡部選手はこの日、跳馬、段違い平行棒で13点台を連発。世界一に輝いた平均台は「いい演技ができなかった」としながらも、種目別3位となる13.433点をマークしました。
全体トップで迎えたゆかは、過去の全日本で2大会連続転倒があった種目。「着地までちゃんと意識して演技しようと思って、丁寧にやりました」という言葉通り、ジャンプのある技で転倒なく安定した演技を見せ、12.866点をマーク。初の栄冠に輝きました。
渡部選手は表彰式後、「いいスタートを切れて最後まで集中力を切らさずに着地まで意識した演技ができたので良かったと思います。今までよりは自信を持って自分を信じて思い切って演技をすることができたのでそこは練習が良かったからかなとは思います」と自身の演技を評価しました。
今後は、5月のNHK杯で上位4位までに入れば、9月に開催される世界選手権への出場が決定。パリ五輪も期待のかかるニュースターは、「さらに技に磨きをかけて、今度は平均台でもしっかりと完璧な演技ができるようにして、しっかり世界選手権の権利を取りたいと思います」と意気込みを語りました。