7年ぶり“高校生女王”体操・宮田笙子 全日本2位から「挽回できてうれしい」
NHK杯で初優勝を果たした宮田笙子選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
体操女子の個人総合日本一を決めるNHK杯が14日、東京体育館で行われました。
村上茉愛さんや寺本明日香さんなど、日本をけん引してきた選手たちが相次いで現役引退し、世代交代が急がれる体操女子日本。
その中で今大会輝きを放ったのは、高校3年生の宮田笙子選手(鯖江体操スクール)でした。
今年4月に行われた全日本選手権と、今大会の合計点で順位を決めるNHK杯。
全日本選手権は105.497点で2位だった宮田選手は、最初の跳馬で伸身ユルチェンコ2回ひねりを披露。持ち前の脚力を生かした跳躍で全体2位タイの14.266をマークします。
その後の段違い平行棒と平均台でもミスなく演技をまとめ、3種目を終えた時点でトップに立ちます。
そして最終種目、得意のゆかでは高さのある伸身2回宙返りなどを決め全体2位の13.300をマーク。
全日本選手権との合計160.029点で大会初優勝を飾りました。
高校生での優勝は2015年の杉原愛子選手以来、7年ぶりとなりました。また上位3位までに与えられる世界選手権(10月29日~11月6日・イギリス)の代表の座を掴みました。
試合後、宮田選手は「ウォームアップから波に乗れていて、思い切って自信を持って臨めた。(全日本選手権から)挽回できたことがうれしいし、自分の演技ができたことがうれしい」と振り返りました。
◇世界選手権代表内定選手
宮田笙子選手(鯖江体操スクール・17・初)
笠原有彩選手(レジックスポーツ・17・初)
山田千遥選手(朝日生命体操クラブ・19・初)
※カッコ内 所属・年齢・代表歴
※残り2名は6月の全日本種目別選手権で決定
村上茉愛さんや寺本明日香さんなど、日本をけん引してきた選手たちが相次いで現役引退し、世代交代が急がれる体操女子日本。
その中で今大会輝きを放ったのは、高校3年生の宮田笙子選手(鯖江体操スクール)でした。
今年4月に行われた全日本選手権と、今大会の合計点で順位を決めるNHK杯。
全日本選手権は105.497点で2位だった宮田選手は、最初の跳馬で伸身ユルチェンコ2回ひねりを披露。持ち前の脚力を生かした跳躍で全体2位タイの14.266をマークします。
その後の段違い平行棒と平均台でもミスなく演技をまとめ、3種目を終えた時点でトップに立ちます。
そして最終種目、得意のゆかでは高さのある伸身2回宙返りなどを決め全体2位の13.300をマーク。
全日本選手権との合計160.029点で大会初優勝を飾りました。
高校生での優勝は2015年の杉原愛子選手以来、7年ぶりとなりました。また上位3位までに与えられる世界選手権(10月29日~11月6日・イギリス)の代表の座を掴みました。
試合後、宮田選手は「ウォームアップから波に乗れていて、思い切って自信を持って臨めた。(全日本選手権から)挽回できたことがうれしいし、自分の演技ができたことがうれしい」と振り返りました。
◇世界選手権代表内定選手
宮田笙子選手(鯖江体操スクール・17・初)
笠原有彩選手(レジックスポーツ・17・初)
山田千遥選手(朝日生命体操クラブ・19・初)
※カッコ内 所属・年齢・代表歴
※残り2名は6月の全日本種目別選手権で決定