池江璃花子が声援に感謝“涙”の7位入賞 世界水泳選手権/50mバタフライ
今大会11レース目を終えて今の心境を明かした池江璃花子利香子選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇世界水泳選手権 競泳女子50メートルバタフライ決勝(29日、マリンメッセ福岡)
女子50メートルバタフライ決勝で池江璃花子選手が7位に入り、声援に感謝を伝えました。
今大会リレー種目も数えてこれが11レース目。疲労もある中、課題とするスタートで出遅れ、25秒78の7位。この50メートルバタフライがメダル本命種目と言われていただけに、メダル圏内の3位とは0.32秒差に終わりレース後には涙も流しました。
前日には報道陣の前で「メダルは期待しないで」と笑顔だった池江選手。このレース後には「1%でも勝てる可能性があるんだったら、それを信じていた」と話し、「本来の自分の力を発揮できたら5秒前半で泳げていたと思うし、それを本番で出来ないというのが試合の難しさだと思いました」と振り返りました。
今大会は自国開催の世界選手権。入場の際には腕を上げて大きな声援に応えていました。2019年に白血病を告白、再び世界との戦いの舞台に戻ってきた池江選手は「1番喜んでくれていたのは母だと思う。自分は競技者だから結果を求めてしんどくて、結果が出ないと自分を責めて何が間違ってたんだろうとか、そういうことばかり考えていたけど、意外と応援してくれる人は結果がすべてじゃなくて自分がこの舞台に立ってること、泳いでいること、決勝に残ったことで喜んでくれている人はたくさんいる」と打ち明けました。
さらに「“池江璃花子さんの姿を見られて良かった”、“泳いでいるだけで感動しました”という言葉をかけてもらえることで自分の支えになっているので、そういう方たちに決勝の舞台で応援してもらったので、楽しんでもらえてたんじゃないかなと思います」と温かい声援に何度も感謝の思いを口にしました。
女子50メートルバタフライ決勝で池江璃花子選手が7位に入り、声援に感謝を伝えました。
今大会リレー種目も数えてこれが11レース目。疲労もある中、課題とするスタートで出遅れ、25秒78の7位。この50メートルバタフライがメダル本命種目と言われていただけに、メダル圏内の3位とは0.32秒差に終わりレース後には涙も流しました。
前日には報道陣の前で「メダルは期待しないで」と笑顔だった池江選手。このレース後には「1%でも勝てる可能性があるんだったら、それを信じていた」と話し、「本来の自分の力を発揮できたら5秒前半で泳げていたと思うし、それを本番で出来ないというのが試合の難しさだと思いました」と振り返りました。
今大会は自国開催の世界選手権。入場の際には腕を上げて大きな声援に応えていました。2019年に白血病を告白、再び世界との戦いの舞台に戻ってきた池江選手は「1番喜んでくれていたのは母だと思う。自分は競技者だから結果を求めてしんどくて、結果が出ないと自分を責めて何が間違ってたんだろうとか、そういうことばかり考えていたけど、意外と応援してくれる人は結果がすべてじゃなくて自分がこの舞台に立ってること、泳いでいること、決勝に残ったことで喜んでくれている人はたくさんいる」と打ち明けました。
さらに「“池江璃花子さんの姿を見られて良かった”、“泳いでいるだけで感動しました”という言葉をかけてもらえることで自分の支えになっているので、そういう方たちに決勝の舞台で応援してもらったので、楽しんでもらえてたんじゃないかなと思います」と温かい声援に何度も感謝の思いを口にしました。