池江璃花子と共に決勝の舞台へ「メダルや記録は関係ない」親友ショーストロムが復活を称賛
レース後、互いの健闘を称えるサラ・ショーストロム選手と池江璃花子選手(写真:ロイター/アフロ)
◇世界水泳選手権 競泳女子50mバタフライ準決勝(28日、マリンメッセ福岡)
世界水泳選手権は28日、女子50mバタフライ準決勝に登場した池江璃花子選手が、憧れと話す世界記録保持者サラ・ショーストロム選手(スウェーデン)と同じ2組に隣のレーンで出場しました。
2人はワンツーフィニッシュを果たし、サラ選手は全体トップ、池江選手は5番目のタイムで、揃って決勝進出。フィニッシュ直後には、プールの中でサラ選手とたたえ合う姿もみられました。
レースを終え取材に応じた池江選手は「日本人の拍手の中でサラも拍手してくれた。これがスポーツのいいところだなと思った」と語りました。
来月30歳になるサラ選手とは7歳差がありながら、強い絆で結ばれている池江選手。「まだ自分の手に届く選手ではない。それなりに年齢を重ねて、種目を絞ってきつい部分もあると思うけど、一線でずっと活躍している選手。自分もいつか憧れられるような選手に世界の中でもなっていきたい」と尊敬の念を表しました。
そんなサラ選手は池江選手について聞かれると「試合ではなかなか話す時間がないけど、一緒にレースできる瞬間は素晴らしかった。彼女はいい泳ぎだった」と話しました。
「璃花子が登場すると会場が盛り上がるのを見て、心が温まります。彼女がこれまでやり遂げたことは、驚異的。復帰したすごさに対して、表す言葉もないです。メダルや記録は関係なく、璃花子が白血病を乗り越えたということは忘れてはいけない、素晴らしいこと」と称讃しています。
2人の活躍に期待がかかる50mバタフライ決勝は29日夜に行われます。
世界水泳選手権は28日、女子50mバタフライ準決勝に登場した池江璃花子選手が、憧れと話す世界記録保持者サラ・ショーストロム選手(スウェーデン)と同じ2組に隣のレーンで出場しました。
2人はワンツーフィニッシュを果たし、サラ選手は全体トップ、池江選手は5番目のタイムで、揃って決勝進出。フィニッシュ直後には、プールの中でサラ選手とたたえ合う姿もみられました。
レースを終え取材に応じた池江選手は「日本人の拍手の中でサラも拍手してくれた。これがスポーツのいいところだなと思った」と語りました。
来月30歳になるサラ選手とは7歳差がありながら、強い絆で結ばれている池江選手。「まだ自分の手に届く選手ではない。それなりに年齢を重ねて、種目を絞ってきつい部分もあると思うけど、一線でずっと活躍している選手。自分もいつか憧れられるような選手に世界の中でもなっていきたい」と尊敬の念を表しました。
そんなサラ選手は池江選手について聞かれると「試合ではなかなか話す時間がないけど、一緒にレースできる瞬間は素晴らしかった。彼女はいい泳ぎだった」と話しました。
「璃花子が登場すると会場が盛り上がるのを見て、心が温まります。彼女がこれまでやり遂げたことは、驚異的。復帰したすごさに対して、表す言葉もないです。メダルや記録は関係なく、璃花子が白血病を乗り越えたということは忘れてはいけない、素晴らしいこと」と称讃しています。
2人の活躍に期待がかかる50mバタフライ決勝は29日夜に行われます。