アメリカのスポーツ専門メディア『ESPN』は現地15日、ドジャースが大谷翔平選手との入団交渉の際に、NBAのスーパースターで20年に事故で亡くなったコービー・ブライアント氏からのメッセージ映像を用意していたと報じました。

『ESPN』によると、ドジャースは現地1日に行った大谷選手との面談で1分ほどの映像を見せました。それは、生前のブライアント氏が大谷選手に寄せたメッセージで、「ロサンゼルスほど勝つのに最適な場所はないし、ドジャースほど勝つのに最適なチームもない」と語られていたということです。

映像は、大谷選手が日本ハムからメジャーへの移籍を目指していた17年に用意されていましたが、ドジャースへの入団とはならず映像が公開されることはありませんでした。

大谷選手は、ブライアント氏が自身の名前を口にしたことに驚いていたそうで、ESPNの取材に「あれは面談全体のハイライトの一つでした。本当に驚きました。強くて感動的なメッセージでした」と話したということです。