センバツ21世紀枠が決定 甲子園初出場の「壱岐高校」&「横浜清陵高校」 選考理由として語られたのは“選手の自主性”
生徒たちを待ちうける甲子園球場【写真:日刊スポーツ/アフロ】
日本高等学校野球連盟は24日、第97回選抜高等学校野球大会の21世紀枠の2校を発表しました。
▼長崎県立壱岐高校
まず最初に選ばれたのは、長崎県立壱岐高校。長崎県の離島である人口約2万4000人の壱岐島に位置している高校です。
島外で試合を行う際にはフェリーなどを使用し、片道2時間近くをかけて移動。年間約20回の遠征で600万円以上もかかるなど、金銭的、時間的に負担を強いられる中、活動を続けています。さらに練習で使用できるグラウンドも他のクラブと兼用のため範囲も限定。時には内野サイズしかないエリアの中でも、懸命に練習を積んできました。
その結果、県大会で準優勝に輝き、九州大会では熊本1位の高校を破る快挙。島民に「100年に1度の奇跡」と感動を生みました。
▼神奈川県立横浜清陵高校
次に選ばれたのは、神奈川県立横浜清陵高校。このチームでは“自治”というテーマを大切に活動を行っており、選手自身が各部門に分かれデータや戦略の分析を行うなど、選手の主体性を大切にしています。
この結果、県内では常に上位を狙うチームとして定着。昨年度は春季県大会で強豪校に競り勝ち、創部初の夏第2シードを獲得しました。さらに秋季県大会では、準々決勝で強豪・東海大相模に敗れるもベスト8に進出しました。
いずれも選考理由として明かされたのは、「選手の自主性」。両校とも甲子園への初めての切符を手にしました。
▼長崎県立壱岐高校
まず最初に選ばれたのは、長崎県立壱岐高校。長崎県の離島である人口約2万4000人の壱岐島に位置している高校です。
島外で試合を行う際にはフェリーなどを使用し、片道2時間近くをかけて移動。年間約20回の遠征で600万円以上もかかるなど、金銭的、時間的に負担を強いられる中、活動を続けています。さらに練習で使用できるグラウンドも他のクラブと兼用のため範囲も限定。時には内野サイズしかないエリアの中でも、懸命に練習を積んできました。
その結果、県大会で準優勝に輝き、九州大会では熊本1位の高校を破る快挙。島民に「100年に1度の奇跡」と感動を生みました。
▼神奈川県立横浜清陵高校
次に選ばれたのは、神奈川県立横浜清陵高校。このチームでは“自治”というテーマを大切に活動を行っており、選手自身が各部門に分かれデータや戦略の分析を行うなど、選手の主体性を大切にしています。
この結果、県内では常に上位を狙うチームとして定着。昨年度は春季県大会で強豪校に競り勝ち、創部初の夏第2シードを獲得しました。さらに秋季県大会では、準々決勝で強豪・東海大相模に敗れるもベスト8に進出しました。
いずれも選考理由として明かされたのは、「選手の自主性」。両校とも甲子園への初めての切符を手にしました。
最終更新日:2025年1月24日 16:02