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岡島&高橋&黒田が“元”大谷キラーを絶賛 「クローザーを任せても良いピッチャー」

2025年3月16日 9:05
岡島&高橋&黒田が“元”大谷キラーを絶賛 「クローザーを任せても良いピッチャー」
1回無失点のタナー・スコット投手(写真:AP/アフロ)
MLB東京シリーズ プレシーズンゲーム ドジャース5-1巨人(15日、東京ドーム)

ドジャースのタナー・スコット投手を、この試合で解説を務めた黒田博樹さん、高橋由伸さん、岡島秀樹が絶賛しました。

4年7200万ドル(約112億円)でドジャースに加入した左腕のスコット投手。昨季72試合に登板して22セーブ、防御率1.75の好成績を記録すると、ポストシーズンでは大谷翔平選手を4打席4三振と完璧に抑えて、「大谷キラー」としても知られていました。

この日は8回から登板してヒットを1本打たれましたが、最速は156.7キロを計測。決め球のスライダーで三振を奪うなど、1回1奪三振無失点の投球でした。

スコット投手について岡島さんは「ボールもいいですね、スピン量ありますし」と回転数の多さに注目。さらに「ストレートも動くんですけども、角度があるので、右バッターは食い込んできますし、左バッターは特にインハイのボールも良い。クローザーを任せても良いピッチャーです」と絶賛しました。

また黒田さんは「腕の振りというのは目いっぱい振っているようには見えなくて、スピードがバッターの手元で力を感じるというピッチャーじゃないかなと思います」と解説しました。

高橋さんも「腕の振りよりも球が来るタイプな感じがしますよね」と、黒田さんの解説に同意。さらに「腕を振られても嫌なんですけども、腕の振りと(イメージした)球が違うというのもすごくタイミングをとりづらいので、すごく球が速く感じると思います」とバッター目線での解説を加えました。
最終更新日:2025年3月16日 9:05