◇第97回選抜高等学校野球大会1回戦 西日本短大付(福岡)6-0大垣日大(岐阜)(20日、甲子園球場)

選抜高校野球は20日、大会3日目が行われ、今大会第1号がランニングホームランで生まれました。

3日目の第1試合、西日本短大付(福岡)と大垣日大(岐阜)の試合は西日本短大付が4回、3番の斉藤大将選手がセンターへのタイムリーで先制点をあげると、後続も続きこの回に3点を奪います。

5回にも得点し5点リードで迎えた7回、打席に入った斉藤選手は高めに浮いた変化球を捉えると、打球は左中間へのヒット。大垣日大のレフトが処理にもたついている間に、斉藤選手は一気に3塁を回りホームまで全力で走り、大会第1号となるランニングHRを放ちました。

守りでは先発の中野琉碧投手が9回を1人で投げきり6奪三振無失点で完封勝利。日本ハム・新庄剛志監督の母校でもある西日本短大付が、春の甲子園初勝利をあげました。